ワンポイント講座は
不定期掲載です

ワンポイント講座では、各種分野で役にたつ事を扱っていきます。

今回は発想法についてです。

ワンポイント講座 発想法について(その1)_発想法にはどのようなタイプがあるか

“ものづくり”おいても、開発や様々な改善活動の方策立案時に発想法を用いると、効
率的にアイデアを出すことができます。
発想法にはどのようなタイプがあるか整理をすると、発想法とは、“その方法に従って
プロセスを追っていくと、結果としてアイデアが出てくる方法を、発想法といいます。
また、発想法は、”人がアイデアを考えるときの、脳の働きをシミュレーションしたも
の“です。
発想法を分類すると、四つのタイプに分けられます。
具体的には、大きく次の@項からC項に分けられます。
@連想によってアイデアを考えるときに、その刺激することを狙いにした方法(連想刺
 激法)
A発想の枠組みを切り換えさせることを狙いにした方法(発想転換法)
B情報の組み合わせを作らせることを狙いにした方法(情報組合わせ法)
Cグループ作業のメカニズムをアイデア発想に利用することを狙いとした方法

以上


ワンポイント講座 トレードオフ

トレードオフは大事な事ですが、ほとんど議論されたり考慮されることはありません。
それは専門技術ではなく、ものの考え方を根本にしているからです。
トレードオフとは、一方を立てると他方が立たないことで、例えばある所へ見学に
行ったとき見たい場所が2箇所ある場合、どちらに多く時間をかけるかは見学時間が
固定されているときはトレードオフの関係にあります。
同様に、製品開発や各種業務でも限られた時間の中で、通常品質向上とそれ以外の開発
や業務活動はトレードオフの関係にあります。
これは品質向上が早く物を作るということと相反する(一般的にですが)こと、つまり
品質を良くするにはそれなりの時間と努力が必要になる、と言う事です。

また、性能、特性同士でトレードオフが問題になる事もよくあります。最近世界的な
問題になった、自動車の排ガス不正ソフト、まだ真相は明らかにされてはいませんが、
排気ガスのNOx(窒素酸化物)の排出量と燃料噴射の濃度はトレードオフの関係にある
と言います。つまり、排ガスをクリーンにすると燃費が悪くなるということです。

これを解決するのが技術なのですが、簡単ではありません。だからと言って不正を行っ
たのでは元も子もありませんが、ものづくりでは至る所にトレードオフ問題が出て来る
ので、早期段階での各種トレードオフの認識と適切な配分、それに豊富なアイデア活用
と企業全体の支援などが欠かせません。

トレードオフ、覚えて置いてくださいね。


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